2012年06月02日

歯科医が教える・歯ぐきを指でマッサージする方法

口臭、虫歯、歯周病の対策として、自宅で簡単にできる方法はないものでしょうか?

歯学博士で口腔(こうくう)衛生・口腔外科がご専門の江上歯科(大阪市北区)院長・江上一郎先生にお話を伺いました。

■歯ぐきの血流を促して組織を活性化



「口臭や虫歯の原因に、『歯周病』と『唾液(だえき)の不足』が大きくかかわってきます。

歯周病とは、歯の周りの疾患の総称です。

歯周病の症状には、歯ぐきから血が出る、歯ぐきが腫れる、歯ぐきが膿(う)む、歯ぐきが黒ずむ、歯ぐきが痛む、歯がぐらぐらしてくるなどがあります。

唾液(だえき)は口の中を掃除する働きがあるので、ストレスなどで唾液(だえき)の量が減ると、口臭や虫歯のもとになります」と江上先生はまず、口の中の健康について説明します。

次に、そうなることを防ぐためには、

「歯ぐきの血行を促すことが重要です。
肩こりや腰痛も、血流が悪くなると起こりやすくなるでしょう。それと同じで、歯も歯ぐきという筋肉によって支えられていますので、血液循環を促して歯ぐきの働きを活性化する必要があります」と江上先生。

肩こりや腰痛に例えると理解しやすいですが、続いて江上先生は次のように話します。

「朝起きたとき、関節や筋肉が硬くなって痛いことがあるでしょう。歯ぐきも寝ている間に老廃物がたまり、血流などが滞ってむくみが出ます。
口腔(こうくう)の状態が悪くなると、歯ぐきの免疫力が弱ってくるのです」

歯ぐきの血行を促すには、どうすればいいのでしょうか。

「人さし指で、歯ぐきのマッサージを行いましょう。
歯ぐきには毛細血管が無数に通っています。マッサージをすると血行がよくなって、滞っている不純物を排出することができます。
歯ぐきの場合、少し刺激を加えることでそれらの効果が得られます」(江上先生)



■バスタイムに1日1回、なでるように

ここで、「人さし指で歯ぐきマッサージ」の方法を教えていただきましょう。

1.手をきれいに洗う。
2.歯磨きをして歯の汚れを除く。
3.人さし指の腹で、歯ぐき全体をゆっくりとなでる。下側の左奥から中央へ向かって2〜5回、右奥からも同様に。次に上側の左奥から、右奥から同様に。
4.歯と歯ぐきの境目をていねいにマッサージ。指はつまようじではないので、つめを立てて歯ぐきを傷つけないように注意しましょう。
5.歯ぐきと唇、歯ぐきと頬(ほお)の境目部分をそれぞれ2〜5回マッサージ。

いずれも、刺激をし過ぎないで、なでるように優しく行いましょう。

マッサージのタイミングや回数について、江上先生はこう話します。
「いつでもいいのですが、お勧めは、『入浴タイムに1日1回』です。指や口の中の洗浄がしやすいこと、習慣化することができるからです。
湯船に浸かって手足や肩をマッサージすることがあるように、歯ぐきも行ってください。20秒〜1分ぐらいでできる作業です。
また、歯周病の症状がある、口の中がよく乾く、唾液(だえき)量が少ないと感じる、起床時に口の中のねばねばがひどいなどの症状がある人は、1日に3回食後に行うなど、回数を増やすとよいでしょう」

歯ブラシを使うより、人さし指のほうがいいのでしょうか。

「指のほうが、歯ぐきの刺激には適しています。でも、しないよりした方がいいので、歯磨きをするときに、ついでに歯ブラシで歯ぐきを軽くゆるくマッサージするのならよいでしょう。習慣にもなりますから。
ただ、歯ブラシで力を入れてマッサージをすると、歯ぐきを傷つける、炎症のもとになることがあるので注意してください」

最後に江上先生は、

「歯ぐきやあごの筋肉、関節の活性化のためには、よく噛(か)んで食べることが有効です。ひと口に30回、食後にはあごに刺激を感じるぐらいに噛んで食べましょう」

とアドバイスを加えます。



バスタイムに人さし指で歯ぐきマッサージ、そして、よく噛んで食べる。これで口臭、虫歯、歯周病の予防になるなら、すぐに実践あるのみです。

監修:江上一郎氏。歯学博士。専門は口腔(こうくう)衛生。歯科・口腔外科の江上歯科院長。

江上歯科 大阪市北区中津3-6-6 阪急中津駅から徒歩1分、地下鉄御堂筋線中津駅から徒歩4分 TEL:06-6371-8902 http://www.egami.ne.jp/


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2012年02月05日

歯周炎の原因と治療法(治し方)とは?

歯周炎の原因とは?



ほとんどの歯周炎の原因は歯と歯茎の隙間に長い時間をかけて
たまった歯垢(プラーク)と歯石です。



歯と歯肉の間にある歯周ポケットが歯の根っことその下の骨にまで
拡大して、浸食力の強い最近の増殖を促します。



また、歯周炎が進行して最終的にポケットの近くにある骨が破壊される
と歯がグラついてきて最終的には歯が抜け落ちます。


歯周炎の治療法とは?



正しい歯磨き方法を実践することによってある程度自分自身で
改善できる歯肉炎と違い、歯周炎は継続的かつ専門的な治療が必要です。



歯磨きを正しい方法で行ったとしても歯ブラシの毛先は歯肉の2〜3mm下まで
しか届きません。



その為、歯科医院で専門的なケア、スケーリング(歯石除去)と
ルートプレーニング(歯の根っこのクリーニング)が必要となります。



また、それらの治療でも改善できないような深い歯周ポケットの場合は
ほとんどの場合に歯科医師による手術が必要となります。



その手術では歯肉が切開されて、歯のクリーニングと感染によって
失われた骨の修復が行われます。



なお歯周炎の影響で膿胞が根っこに出来てるような場合には
テトラサイクリン系などの抗生物質が投与されます。



ただ、膿胞が出来ていたとしても早期発見と早期手術で、破壊された骨の
多くを再生させることも可能ですので早めに歯周炎の治療を行うことが
大切です。





ラベル:歯周炎
posted by くりおね at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯周病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月03日

歯周炎とその症状とは?

歯周炎は歯周病(歯槽膿漏)の軽度の症状が出ている段階である
歯肉炎の症状が悪化して、歯肉の炎症が歯茎だけでなく歯槽骨
という歯の支持構造にまで広がった段階の疾患です。



歯周炎は成人が歯を喪失する大きな原因の一つで、特に高齢者
が歯を失う最も大きな原因です。



歯周炎がさらに悪化してばい菌の感染が歯を支えている顎の骨まで
拡大すると骨と歯を結合する力が弱くなり、歯がグラグラするように
なります。



そして、最終的は歯が自然と抜けていまったり、歯科医院での
抜歯が必要となるこわい病気です。


歯周炎の種類とは?



歯周炎は大きく分けて「慢性歯周炎」と「侵襲性歯周炎」の
ふたつに分類することができます。



これらの歯周炎の違いは歯周炎に疾患する年齢と、
歯周組織の破壊の速度です。



一般的な歯周炎である慢性のものと異なり侵襲性歯周炎は
日ごろからどれだけ気をつけて歯磨きをしていたとしても
症状がどんどん悪化しまいます。



ですので、慢性の歯周炎で治療を行っている方であっても
侵襲性歯周炎にならないように注意して、歯科医院などで
正しい治療をうけることをオススメします。



なお、歯周炎には他にも下記のような種類がありますが、
このページでは割愛させていただきます。

根尖性歯周炎
根尖性歯周組織炎
歯周組織炎
若年性歯周炎
急性歯周炎
急性根尖性歯周炎
急性化膿性根尖性歯周炎
辺縁性歯周炎


歯周炎の症状とは?



歯周炎の初期的な症状としては歯茎からの出血や
歯肉の炎症などがあげられます。



歯肉炎が悪化して歯周炎になっている場合には歯科医院で
歯周ポケットの深さを測定するだけでなく失われた歯槽骨の量を
調べるためにレントゲンをとる場合があります。



歯槽骨が失われると歯がぐらついたり位置が移動するようになり、
ものが噛めなくなります。

ラベル:歯周炎
posted by くりおね at 03:51| Comment(0) | 歯周病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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